朝鮮民主主義人民共和国、20日にもICBM試験発射の可能性=韓国メディア
[ロイター] - 朝鮮民主主義人民共和国が近く、大陸間弾道ミサイル(ICBM)を試験発射する可能性があります。韓国メディアが19日、軍関係者の情報として報じました。
報道によりますと、発射は差し迫っている可能性があり、20日のトランプ次期米大統領の就任に合わせて行われる可能性もあります。
(写真:Defensenews)
韓国の朝鮮日報が軍関係筋の情報として伝えたところによりますと、同国情報当局は18日、ICBMの一部とみられるミサイル部品が輸送されるのを最近確認したと報告しました。
この関係筋は朝鮮日報に対し、中距離弾道ミサイル「ムスダン」とは長さや形が異なると指摘し、「組み立てのため輸送していた可能性もある」と語りました。
韓国軍合同参謀本部の報道官は定例記者会見で、報道内容は確認できないとした上で、ICBMをめぐる朝鮮民主主義人民共和国の動きを韓国軍は監視していると述べました。