【sankei.com】韓国の次期大統領選挙への出馬を事実上、表明していた潘基文(パン・ギムン)前国連事務総長が1日、記者会見し、大統領選に出馬しない意思を表明しました。
潘氏は「既存の政界の偏狭で利己的な態度にひどく失望した」と述べました。
(写真:EPA/TTXVN)
潘氏は昨年12月まで国連事務総長を務め、1月、韓国に帰国しました。帰国の際、「分裂した国を一つにするのに、この身をささげることも辞さない」と韓国再生への強い意欲を示し事実上、大統領選への出馬を表明していました。帰国後は、韓国国内各地を回り、大統領選挙に向けた動きを見せていました。