ロシア外務省報道官(写真:ロイター/TTXVN)
【共同】アメリカのオバマ大統領は日本時間30日、アメリカ大統領選に干渉するためロシア政府がサイバー攻撃を仕掛けたとして、アメリカ駐在のロシア外交官35人の国外退去処分やアメリカ国内の二つのロシア関連施設閉鎖など新たな制裁を発令しました。
一方、ロシアのプーチン大統領は報復措置としてアメリカ外交官の国外退去処分はしないと表明し、来年1月発足のトランプ次期政権の出方を見守る姿勢を示しました。
アメリカ政府が自国の選挙を巡ってサイバー攻撃を受けたとして他国の外交官を大量追放するのは初めてとみられます。