ホワイトハウスによりますと、アメリカのトランプ大統領は２９日、サウジアラビアのサルマン国王と電話で会談し、２０１５年に結ばれたイラン核合意を「厳格に実施することが重要」との認識で一致しました。

ホワイトハウスで電話会談を行うトランプ大統領（写真：Telegraph）

また、トランプ氏はシリアとイエメンで難民保護のための「安全地帯」を設定することを提案し、国王は合意しました。

その一方で、両首脳は中東地域を不安定化させるイランの行為には、ともに対応することを確認しました。さらに、イスラム過激派によるテロと戦うため取り組みを強化することで一致したとしています。