米、対中半導体産業規制強化へ 装置メーカーなど140社に輸出制限
(VOVWORLD) -米国は2日、中国の半導体産業に対する3年間で3度目の取り締まりを開始する。事情に詳しい関係筋2人が明らかにしました。
半導体装置メーカーの北方華創科技集団(ナウラ・テクノロジー・グループ)を含む140社への輸出を制限します。
中国半導体ツールメーカーの拓荊科技(パイオテック)や深セン市新凱来技術(SiCarrierテクノロジー)も影響を受けます。
今回の規制パッケージには、人工知能(AI)訓練などのハイエンドアプリケーションに不可欠な「広帯域メモリー(HBM)」の中国向け出荷の制限、半導体製造・ソフトウエアツールへの新たな制限、シンガポールやマレーシアなどの国で生産された半導体製造装置に対する新たな輸出制限が含まれます。
対ツール制限はラムリサーチ(LRCX.O), KLA(KLAC.O)、アプライド・マテリアルズ(AMAT.O)、オランダの装置メーカーであるASMインターナショナル(ASMI.AS)など米国以外の企業も影響を受ける可能性があります。(ロイター)