米欧、パリでウクライナ和平協議 一堂に会し「前向きな議論」
(VOVWORLD) - アメリカのルビオ国務長官とウィットコフ中東担当特使は17日、パリでフランスのマクロン大統領のほか、イギリス、ドイツ、ウクライナの高官らとウクライナの和平をめぐって協議を行いました。
ベルギー・ブリュッセルに掲げられた欧州連合(EU)とウクライナの国旗(写真:THX/TTXVN) |
マクロン氏はX(旧ツイッター)で、停戦と包括的かつ恒久的な平和の実現に向けて「前向きで建設的な議論をした」と評価しました。
アメリカが欧州抜きでロシアと和平交渉を進めるのではないかとの懸念が広がっており、米欧間にはわだかまりが生じていましたが、今回、米欧とウクライナの関係者が一堂に会したことで、関係改善への姿勢を印象づけました。
協議には、フランスのバロ外相やイギリスのラミー外相も出席しました。バロ氏は「アメリカ、ウクライナ、欧州が同じテーブルに着いたことが今回の新しさだ」と述べました。(共同通信)