(VOVWORLD) - 13日午後、ハノイの外務省本部で、レ・ホアイ・チュン外相は、信任状捧呈のため、ベトナムを訪れたネパールの非常駐大使、ダン・バハドゥル・オリ氏と会見しました。
会見の様子(写真:外務省) |
会見で、チュン外相は、今後の協力について、大使を通じて両国の関係省庁、企業、業界団体の連携を強化し、相互理解の促進につなげていきたい考えを示しました。また、貿易や投資を含む重要な協定の交渉・締結を検討し、安定した協力の枠組みを構築することや、両国間の直行便、あるいは利便性の高い乗り継ぎ便の開設を航空会社に働きかけることなどを提案しました。さらに、ネパール在住ベトナム人コミュニティが、生活や学習、ビジネスを円滑に行えるよう、ネパール政府としての配慮と支援を求めました。
これに対し、オリ大使は、ネパールとしてベトナムの経済社会発展や国際統合の経験とモデルから学びたいとの考えを示しました。そのうえで、貿易、投資、エネルギー、科学技術、文化、観光、教育・人材育成などの分野で協力を促進するとともに、両国国民の交流を強化するため、具体的な計画を策定していく考えを明らかにしました。