(VOVWORLD) - イエメンの親イラン武装組織フーシ派が6日、紅海で商船にミサイル攻撃を行った件に遭ったベトナム人乗組員3人について、9日深夜、在エジプトベトナム大使館は当局者と連携し、ジブチに避難中のこれらの乗組員の帰国を目指し、必要な手続きを早期に済ませるよう、取り組んでいると明らかにしました。
ベトナムの乗組員 |
現在、エジプト、およびアラブ首長国連邦に駐在するベトナム大使館はこの3人に新しいパスポートの発給手続きを急いでいます。また、攻撃で亡くなった乗組員の死亡証明書が3月13日前までに発給されるとしています。
なお、攻撃により、バルバドス船籍でギリシャ所有の「トゥルー・コンフィデンス」がイエメンのアデン港沖50カイリ付近で炎上しました。船を運航するギリシャの会社によりますと、乗組員20人と武装警備員3人の状況は不明。国籍はフィリピン人15人、ベトナム人4人、スリランカ人2人、インド人1人、ネパール人1人ということです。