(VOVWORLD) - 22日午前、ハノイで、国会常務委員会第36回会議が閉幕しました。閉会式で発言に立ったチャン・タイン・マン国会議長は同会議の質疑応答がメカニズム整備や困難解決を促進し、社会経済開発、国防・安全保障の確保、対外活動、腐敗防止対策の強化を目指すと明らかにしました。
また、同会議は国会の監視下に置かれる機関の活動の効果を向上させ、指導者の責任を明確にすることが狙いであり、政策・法律の完備、問題点の解決、国会常務委員会の決議の完全履行に役立つとしています。
さらに、マン議長は商工省に対し、採択された計画や戦略などを精力的に実施し、エネルギー安全保障の確保に取り組み、市場管理、密輸、不正貿易、偽造品防止対策などを効率化するよう求めました。
一方、農業農村開発省に対し、主要農産物の商標づくりに関する政策・法律を完備し、気候変動、自然災害、干ばつ、塩害対応策を主体的に展開するとともに、生産と住民の生活用水を確保するよう要請しました。
そして、文化スポーツ観光省に対し、観光を重要経済分野に発展させる政策に関する手ほどき文書を迅速に公布するとともに、文化、芸術に関する規定の調整を研究し、文化産業への社会資源の活用を目指す政策を講じるよう指示しました。