（写真：PA）

反イスラムを唱える極右主義者が同日、複数の移民施設や移民支援施設、移民支援専門の法律事務所を襲撃するとの情報がインターネットに流れたことがきっかけです。襲撃は結局起こりませんでした。

ネット情報を受けて多くの企業は同日終業時間を切り上げ、建物の窓を板で囲った店舗もありました。

ロンドン、ブリストル、バーミンガム、リバプール、ヘースティングスなどの都市では街頭に警察官が配備されたほか、「人種差別と闘おう」、「極右を止めよう」などのプラカードを掲げた群衆が集まりました。参加したのはイスラム系の人々や反人種差別団体、反ファシスト団体、労働組合、左派組織のメンバー、地元住民などです。

午後９時（ＧＭＴ２０時）現在、深刻な混乱は報告されていません。（ロイター）