会談の様子=TTXVN

席上、両大臣は、2018年中に両国外交関係樹立45周年記念諸活動を成功させるために、両国外務省間の連携を強化することで一致しました。その他、共に関心を持っている地域と国際問題、中でもベトナム東部海域(南シナ海)情勢、及び国際場裏における協力について意見交換を行いました。

河野外務大臣は、ベトナムがAPEC2017を成功させたことを高く評価すると共に、CPTPP=包括的かつ先進的環太平洋経済連携協定の交渉と締結過程におけるベトナムの積極的かつ緊密な連携に感謝し、同協定の早期発効を目指して、双方が関連手続きを加速させたいと希望しました。

一方、ミン副首相兼外相は「ベトナムは、2018～2021年期のASEAN･日本関係の調整国として、ASEANと日本との効果的かつ実質的な協力関係を推進するために、日本側と緊密に連携する。」と強調しました。