
中国の李克強首相によるベトナムの公式訪問にあたり、ベトナムと中国は共同宣言を発表し、その中で、新しい段階における両国間の全面的パートナー協力関係を深化させることを強調しました。
双方は「善隣友好、全面協力、長期安定、未来志向」という方針と「よき隣人、よき友人、よき同志、よきパートナー」の精神を引き続き堅持しながら、両国間の全面的パートナー協力関係を両国の指導者が達成した合意に基づき発展させることを強調しました。
双方は世界の経済的・政治的情勢が複雑に推移している背景の中で、協力と意見交換を強化し、残されている問題点を適切に解決することや、地域と国際の活動における協調と連携を促進すること、両国関係の健全的かつ安定的な発展が両国の党、政府、人民の基本的な利益に合致し、地域と世界の平和、安定に利益をもたらすことなどで一致しました。
双方は両国間の高級指導者による相互訪問の重要性を高く評価すると共に、今後も、高級代表団の相互訪問の維持で一致しました。さらに、双方は「2012年~2016年までのベトナム・中国経済貿易協力5ヵ年計画」の早期実施、モンカイ省とハロン市を結ぶ高速道路の建設プロジェクト、越境経済協力地区の建設に関する覚書」などの実施で一致し、2015年以前に両国間の取引総額を600億ドルにすることを目指します。
海上問題に関して、双方は両国の党、政府の指導者が達成した認識、及び、『中国・ベトナム海上問題解決の指導に関する基本原則』を遵守し、基本的、かつ、長期的な解決策を模索するために政府レベルの交渉規制を活用することで一致しました。双方は海上問題に関する不一致点を解決し、情勢を複雑化させる行為を行わないこと、及び、海上で発生した問題を解決する為のホットラインを設置することで一致しました。
双方は国連、WTO=世界貿易機関、APEC=アジア太平洋経済協力会議など国際場裏での協調と協力を強化することで一致しました。また、双方はDOC=ベトナム東部海域いわゆる南シナ海行動宣言の完全履行、この海域の平和、安定の維持、COC=行動規範の早期作成に取り組むことで一致しました。