越比首脳(写真:AFP)
21日午後、フィリピンの大統領府で、同国のアキノ大統領の主催により、WEF=世界経済フォーラムに出席するためにフィリピンを訪問中のグェン・タン・ズン首相を歓迎する式典が行われました。
歓迎式後、ズン首相とアキノ 大統領は会談を行われました。席上、双方は両国間の全面的友好協力関係の具体的な強化策について合意を達成した他、中国が他の国の領海侵犯行為に反対する立場を表明し、国際世論に対し中国がこの行為を中止するように働きかけることで一致しました。
この会談の結果に対し、記者団のインタビュに答えた際、ズン首相は次のように語りました。
(テープ)
「私たちはベトナムとフィリピンとの関係を新しい発展段階に押し上げることで合意しました。私たちは戦略的パートナー関係作りに向けて、両国の外務省が指導する作業グループの結成でも一致しました。」
このように語ったズン首相は、「会談で、私とアキノ大統領は関心を持っている地域と国際問題について意見を交換する」と明らかにし、ベトナム東部海域いわゆる南シナ海の問題について、次のように語りました。
(テープ)
「私とアキノ大統領は、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを不法に設置すると共に、この海域に巡視船、護衛船など各種船舶を搬入・増派し、緊張情勢を深刻化させたという危険な状態に懸念を表明しました。双方は世界各国と国際世論に対し、中国が1982年の国連海洋法条約、DOC=行動宣言などを始め、国際法を遵守し、このような危険な行為を直ちに中止するために働きかけるよう呼びかけました」
一方、アキノ大統領は「ベトナムとフィリピンは国防、安全保障、信頼醸成などの分野における協力を強化するだけでなく、両国軍の能力向上にも力を入れるよう」希望を表明しました。