(写真：インターネット）

16日午後、ハノイで、ブオン・ディン・フエ副首相は在ベトナムアメリカ大使館のテッド・オシウス大使と会見しました。

席上、フエ副首相は、アメリカ大統領選挙の成功に祝辞を送ると共に、アメリカ大統領としてトランプ氏がベトナムとアメリカとの関係を日々全面的かつ実質上、急速に発展させてゆくよう希望しました。また、フエ副首相は「ベトナムは常に、アメリカを重要な相手国と見なしており、アメリカとの関係を長期的かつ安定的で、互恵という基礎に従って推進していきたい意向にある」と明らかにしました。さらに、アメリカ側に対し、アメリカ各企業のベトナムへの進出を支持すると共に、ベトナム製品のアメリカ市場への出荷に有利な条件を作り出してゆくよう要請しました。

一方、テッド・オシウス大使は「アメリカは、ベトナムを含む各国との協力関係の発展方向の中で、アジア地域を中心的な地域として見なしている」と強調すると共に「今後も、アメリカは、ベトナム南部メコン川流域における環境汚染の浄化、及びベトナム国内において地雷と不発弾の除去、ダイオキシン汚染の処理、人道的支援などを集中的に行う」と明らかにしました。さらに、テッド・オシウス大使は「アメリカは常にベトナムとの投資、貿易協力関係の発展に配慮している」と強調しました。