23日、政府本部で、グエン・スアン・フック首相とベトナムを訪問中のシンガポールのリー・シェンロン首相の立ち合いのもと、ベトナム・シンガポール友好協会のブー・ビェット・ゴアン会長とシンガポール国際基金のジーン・タン総裁は協力覚書に調印しました。
調印式の様子
これによりますと、今後、双方は、両国間の相互理解の深化と国民交流の強化のために力を入れていきます。この目標達成へ向けて、スタートアップ支援や、文化交流、ボランティア協力の強化などを目指し、複数のプロジェクトとイニシアチブを実現するということです。
調印式後、ゴアン会長は、「この協力文書が新しいチャンスをもたらす」との希望を表明しました。
一方、タン総裁は、「シンガポール国際基金は、医療と教育分野におけるボランティア協力に力を入れる」と明らかにした上で、「この覚書は、若い指導者間の交流や、文化、芸術などの分野における両国間の協力の強化に役立つ」と語りました。