(写真:Uyen Huong/BNEWS/TTXVN)
11月2日、ハノイで、商工省所属貿易振興局はアジア太平洋局と連携して、「ASEANへの輸出の能力向上」に関するシンポジウムを行いました。これは、ベトナム企業に対しASEAN市場に関する情報を提供することを目指すものです。
席上、貿易振興局の代表は、「2015年、人口およそ6億人とGDP=国内総生産およそ2兆億ドル規模のAEC=ASEAN経済共同体が誕生し、競争力が高い地域を作り出した。AECはベトナムが関心を寄せているASEAN加盟諸国間の格差の是正を重視している」と明らかにしました。
一方、参加者らは、「ASEAN市場への輸出の能力向上のために、ベトナム企業は技術の改善、製品の質的向上、現地調達率の増加などに力を入れる必要がある」と指摘しました。
また、「各輸出先での製品供給システムづくりや、市場研究などもASEAN緒国市場の潜在力の活用にとって重要な措置である」との意見も相次ぎました。