防空識別圏:中国スクランブル発表「米軍機進入への報復」

中国の戦闘機J-10
沖縄県・尖閣諸島を含めて中国が設定した防空識別圏をめぐり、11月29日に進入した日米機に中国空軍機が緊急発進(スクランブル)したと中国国防省が発表したことについて、30 日、国際情報紙・環球時報(電子版)は公表したのは米軍がB52爆撃機の識別圏進入を公開したことへの「報復」だとする専門家の見方を伝えました。
他の中国メディアは日本側から事実関係に疑義 が呈されていることには言及せず同紙の報道を引用したり、国防省の発表内容を伝えたりするのにとどめています。
11月29日、中国空軍の申進科報道官は外国軍機が識別圏に入り、28日からパトロールをしている「スホイ 30」「殲11」などの主力戦闘機が緊急発進したと発表しました。米軍の偵察機2機と自衛隊の偵察機や戦闘機延べ10機を確認したとしています。
また、申報道官は「識別圏に進入する外国軍機はすべて全行程を監視し、識別する」とも発言しました。監視対象は軍と限定しており、公告で民間航空機も対象としたことへの世界的な批判を考慮した可能性があるということです。