(VOVWORLD) -2016年リオデジャネイロ大会でパラリンピック難民選手団が結成されて以来の快挙となっています。
ザキア・フダダディ選手(UNHCR) |
29日、パリ2024パラリンピックのテコンドー女子47キロ級に出場したザキア・フダダディは、難民選手団として初のメダル獲得を果たしました。2016年リオデジャネイロ大会でパラリンピック難民選手団が結成されて以来の快挙となっています。
2021年タリバンがアフガニスタンの首都を奪還した後、フダダディは故郷のカブールを追われました。CNNによりますと、その後はタリバンから身を隠すため2021年東京パラリンピックに向けたトレーニングを中断せざるを得なかったようです。国外に出られるようになった後、アフガニスタン代表選手として東京大会に出場しました。
現在、フダダディはパリを故郷と呼びながらも、アフガニスタンの女性たちには強さがあることを示すため難民選手団として競技をしているということです。