8日夜、ハノイで、「成長と結合を促進する新しい原動力」と題する企業とのAPEC対話が行われました。ベトナムが提唱した企業とのAPEC対話には、APEC加盟国の企業や国際組織の代表400人が参加しました。
開会式で、ベトナム外務省のブイ・タイン・ソン次官は挨拶をし、その中で、「ベトナムは、APECを加盟国の国民と企業のために活動できるような組織にする」と述べ、APEC2017の枠内で、加盟国の多くの企業が参加できるようなイベントをたくさん行うと明らかにしました。
一方、ハノイ市人民委員会のグエン・ドク・チュン委員長は、ハノイ市は、アジア太平洋地域の経済センターになるために、投資・経営環境の改善を目指す措置を徹底させると強調しました。チュン委員長は次のように語りました。
(テープ)
「世界経済が多くの困難に直面している背景の中で、中央レベル・地方レベルの当局と企業との協力は、国民と企業の利益を目指す政策策定につながると思います。今回の対話は、企業からの有益な意見、及び、APECからの画期的な政策を見せ、投資経営環境のさらなる改善に寄与してゆくと期待しております。」
対話で、出席者らは、自由貿易化、投資経営環境の改善におけるAPEC加盟国の努力を高く評価し、APEC内の協力強化に貢献してゆきたいとの考えを示しました。