(写真:TTXVN)
ヨーロッパにはシリアなどからの難民が押し寄せていて、EUの玄関口となるギリシャやイタリアでは対応が追いつかず、多くの難民が、必要な審査を受けないまま豊かなドイツなどに殺到する事態となっています。
EUは、今週からギリシャに新たに到着した難民を経由地のトルコに送り返す措置に踏み切るなど混乱が続いていることから、執行機関に当たるヨーロッパ委員会は6日、難民を巡る規則の見直しについて協議を行いました。この中で、ヨーロッパ委員会は、ひとつの国に難民の到着が集中した場合は難民の受け入れを加盟各国に割りふる案や、難民がどの国に最初に到着したかにかかわらず、各国の経済規模や人口などに応じて受け入れの分担を制度化する案など複数の選択肢をまとめました。
これらの案は加盟国とヨーロッパ議会に示され、協議が進められますが、難民の受け入れ分担にはすでに東ヨーロッパ諸国をはじめ強い反発の声が上がっていて、協議は難航することが予想されます。