APEC SOM3における様々なシンポジウム

(VOVWORLD) -だれもがスマートシティとは情報技術やデジタルが発達している都市と考えていますが、それは、十分ではありません
APEC SOM3における様々なシンポジウム - ảnh 1     (写真:bao cong thuong)

18日、ホーチミン市で開催中のAPEC2017のSOM3=第3回高級実務者会合と関連会合の一環として、APEC 基準・適合性小委員会の主催の下「APECにおける基準分野の実習とスマートシティの適合性の評価」に関するシンポジウムが行なわれました。シンポジウムにはAPEC加盟国から代表がおよそ100人が参加しました。

シンポジウムで、APEC加盟諸国は加盟諸国におけるスマートシティの持続可能な発展に有利な条件を作り出すため、基準と評価基礎の適用とその改善方法について意見を交換しました。ベトナム科学技術省所属基準品質測定総局適合確認センターのファム・レー・クオン( Pham Le Cuong)センター長は次のように語りました。

(テープ)

「だれもがスマートシティとは情報技術やデジタルが発達している都市と考えていますが、それは、十分ではありません。持続可能な発展ができない都市は、スマートシティとは言えません。そして、廃棄物、ゴミ、交通渋滞が多くある都市は、スマートシティとは言えません。そのため、スマートシティのほとんどは経済が発展している国々にあるのです」

同日、ホーチミン市で開かれている食料安全保障と気候変動に対応できる持続可能な農業づくりに関する高級対話の一環として、「気候変動に対応できる農業製品の生産・消費システム作り・及び・持続可能な食糧安全保障に奉仕する気候情報の利用」をテーマとしたシンポジウムが行なわれました。

シンポジウムで、資源環境省のグェン・リン・ゴック次官は「このシンポジウムを通じて、ベトナムは国内外の専門家、科学者、研究機関と協力して、持続可能な農業生産、気候変動対応に利用する気候情報を集積できる対策を見出すことを望んでいる」と明らかにしました。

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