
ASEANと米国の指導者=AFP
アメリカのカリフォルニア州パームスプリングズ近郊の保養施設サニーランズで、現地時間15日から行われていたアメリカとASEAN=東南アジア諸国連合加盟10カ国による特別首脳会議が16日、閉幕しました。
アメリカとASEANは、「サニーランズ宣言」を発表し、中国が人工島を造成して軍事拠点化を続けるベトナム東部海域を念頭に、航行の自由の確保や紛争の平和的解決を図る方針を明記したほか、東南アジアにも拡散するテロの脅威に協力して対処することなどを表明しました。
ASEANとアメリカによる特別首脳会議は、アメリカで初めて開催され、ASEAN共同体が2015年末に形成されて以来初となる首脳会議です。今回の会議は、ASEAN全体、及び、アメリカとASEANとの緊密な戦略的パートナー関係に転換点を作り出しています。アナリストらによりますと、アメリカ側は、この会議をオバマ大統領任期末の外交的節目として見なすと同時に、アメリカ政府のアジア政策は言葉だけでなく、具体的な行動で実現されていることを表明したいとしています。
なお、16日、グエン・タン・ズン首相率いる高級代表団は、カリフォルニア州を発ちASEANとアメリカの特別首脳会議への出席を成功裏に終えました。