EU、アメリカによるスペインへの警告を受け、域内の利益を守る姿勢

(VOVWORLD) - 欧州委員会(EC)は3月4日、アメリカのドナルド・トランプ大統領が中東で続く衝突に関連してスペインとの貿易関係を全面的に断つ可能性を示したことを受け、欧州連合(EU)全体の利益を守ると表明しました。
EU、アメリカによるスペインへの警告を受け、域内の利益を守る姿勢 - ảnh 1ステファン・セジュルネ欧州委員会上級副委員長(繁栄・産業戦略担当)(写真:REUTERS)

ECで繁栄と産業戦略を担当する上級副委員長ステファン・セジュルネ氏は、「加盟国の一国に対するいかなる脅しも、EU全体に対する脅しとみなされる」と強調しました。同日、フランスのエマニュエル・マクロン大統領も、アメリカのドナルド・トランプ大統領の発言を受けてスペインへの支持を表明しました。フランス紙「ル・パリジャン」によりますと、マクロン大統領はスペインのペドロ・サンチェス首相と電話で会談し、アメリカがスペインに対して行った経済的圧力の発言に対応するため、「欧州の連帯」の姿勢を伝えました。

これに先立ち、3月3日、トランプ大統領はサンチェス首相の政権が、イランへの作戦においてアメリカによるロタ海軍基地とモロン空軍基地の使用を認めなかったこと、さらにアメリカが求める防衛費の増額の約束にも参加していないことを批判しました。トランプ大統領は、アメリカは「スペインとの貿易をすべて断つ」とし、「スペインとは一切関わりたくない」と述べました。

この脅しに対し、スペインのペドロ・サンチェス首相は3月4日、スペインの立場は「戦争に反対する」というものであると強調しました。さらにスペインは、報復を恐れて「世界に害を与え、自らの価値観に反する行動」に加わることはないと述べました。

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