（写真：tuoi tre）

29日、ホーチミン市で、APECの SOM3＝第3回高級実務者会合が開幕し、APEC 加盟21カ国の高官とAPECの SOM 委員長、APECのオブザーバーらが参加しました。

2日間にわたり開かれるSOM3では前回の会合の結果に関する企業諮問評議会の報告やAPECの優先課題の準備に関する各委員会委員長の報告などが発表されています。

APEC2017の SOM委員長を務めているベトナム外務省のブイ・タイン・ソン次官は「現時点で世界経済が今年初めと比べて、改善されてきた。その中で、APEC は最も高い成長を遂げた地域の一つである。しかし、APEC 内の経済発展には多くの試練が残っている」と明らかにしました。ソン次官は次のように語りました。

（テープ）

「これまで、SOM1＝第1回高級実務者会合、SOM2＝第2回高級実務者会合が行われました。今回はSOM3＝第3回高級実務者会合が開催中です。これは今年末、開かれるAPEC 首脳会議に提出する文書を討議する重要な会合です。我々はAPEC 首脳会議の議事日程を準備します。」

なお、この10日間、APECの各委員会と作業部会は70件の活動を行っており、医療や経済などの分野における協力構想が出されました。