JICA、建設現場の事故防止へ ハノイ土木大学で安全計測のオープンセミナー
(VOVWORLD) - 事業は、JICAの「中小企業・SDGsビジネス支援事業」の枠組みで、神奈川県海老名市の東横エルメスが提案し、2024年から実施しています。
19日、ハノイ土木大学でJICA国際協力機構ベトナム事務所は、「インフラ建設時の安全管理のための計測機器と警報システム」に関するオープンセミナーを開きました。急速なインフラ整備が進む一方、工事現場の安全管理が不十分で事故が起きていることを受け、実際の現場に近い環境で対策を検証する取り組みです。
セミナーの様子(写真:JICAベトナム事務所) |
事業は、JICAの「中小企業・SDGsビジネス支援事業」の枠組みで、神奈川県海老名市の東横エルメスが提案し、2024年から実施しています。大規模掘削工事で事故が多い点に着目し、大学キャンパス内に掘削現場を再現しました。多段式傾斜計やひずみ計などの計測機器で変化を捉え、得られたデータを使って安全管理体制を構築する実証実験を行いました。
記念写真(写真:JICAベトナム事務所) |
セミナーには、ハノイ土木大学のほか、ベトナム建設省やハノイ水利大学、インフラ関連企業などが参加しました。は成果報告と協力への謝意を示し、「安全管理に有用な計測を行うことができた。今後もベトナムの建設現場で安全管理体制の構築を進めたい」と述べました。参加者からは、実証施設で使ったセンサーに加え、より多様なセンサーを含めた本格導入への期待も寄せられました。
大学キャンパス内に掘削現場を再現(写真:JICAベトナム事務所) |
JICAは今後も、中小企業・SDGsビジネス支援事業を通じ、ベトナムの社会課題解決に向けた取り組みを後押しするとしています。