(VOVWORLD) -オーストラリアとニュージーランドは2日、地域的な包括的経済連携(RCEP)協定の批准書を、寄託者であるASEAN事務局長にそれぞれ寄託しました。
RCEP協定は、少なくとも6か国のASEAN構成国である署名国と、少なくとも3か国のASEAN構成国でない署名国が批准書などを寄託者であるASEAN事務局長に寄託した日から60日後に、寄託をした署名国で発効することになっています。
すでに日本とベトナムのほか、ブルネイ、カンボジア、ラオス、シンガポール、タイ、中国が寄託していることから、オーストラリアとニュージーランドの寄託によって、2022年1月1日に同10か国でRCEP協定が発効することになります。
これに先立つ2020年11月、第4回RCEP首脳会議及びRCEP協定署名式がテレビ会議方式で開催され、8年に及ぶ交渉の末、15か国がRCEP協定に署名しました。
(viet-jo.com)