
商工省のチャン・クォク・カイン次官
アメリカ時間の24日早朝、アメリカのユタ州、ソルトレークスティでTPP=環太平洋経済連携協定参加国の首席交渉官による秘密会合が行われました。
この会合は来月、シンガポールで開催される予定の決定的なサミットを控え、立場の隔たりの縮小に重要な意味を持つものです。ベトナムの首席交渉官を務める商工省のチャン・クォク・カイン次官は「今回の会合で収められた大きな成果は知的所有権に関する合意であるが、最も重要な課題である商品の流通問題に関し合意に至らなかった」と明らかにし、次のように語りました。
(テープ)
「参加者たちは柔軟な姿勢を示しましたので、知的所有権や、国営企業、労働、環境などの分野で進展を見せました。今回のサミットは交渉の終結かどうかを決定するものとなります。また、締結できるような完全な文章の達成はできませんが、参加者が力を尽くすならば、基本的な合意が達成できると思います。」
なお、現在のTPP交渉参加国は、アメリカ、日本、メキシコ、カナダ、オーストラリア、マレーシア、チリ、シンガポール、ペルー、ベトナム、ニュージーランドとブルネイです。TPPは、これまでで最大の経済協定であり、世界のGDPの40%以上を占める国々を網羅しています。