ホー思想をまとったクメール族の農民タック・エムさん


ホー思想をまとったクメール族の農民タック・エムさん - ảnh 1
タック・エムさん



現在、南部チャンビン省では、ホーチミン主席の道徳を見習う運動が人民各層に波及しています。チャンビン省の住民たちは、具体的な行動で積極的にこの運動に参加しています。多くの農民は経済発展を励むと共に、コミュニティの諸活動に積極的に参加しています。

タック・エムさんは長年にわたって、ホーチミン主席に関連する物語や資料の収集に夢中でした。これらの物語はまるでタック・エムさんの考え方や行動に溶け込んでいるかのようです。この10年間、カウケ県ホアタン村の赤十字協会会長を務めるタック・エムさんは恵まれない人々のために、複数の支援活動を行ってきました。

タック・エムさんの話です。

(テープ)

「慈善活動は私にとって重要なことの一つです。というのは、現在、現地では、労働ができなかったり、身寄りのないお年寄り、あるいは難病患者であるため、多くの人々が極めて困難な状況にさらされているからです。これらの恵まれない人々に充てた米やお金などの支援物資は少しでも、役に立つと思いますので、慈善活動を良好に行いたいのです。」

毎年、タック・エムさんは恵まれない人々を支援するために、住民におよそ3千万ドン(約17万円)の寄付金を募りました。この支援金で、難病患者、身寄りのないお年寄り、枯葉剤被害者などを対象に送られます。その他、彼は、恵まれない人々を支援するために設置された「愛の米びつ」という運動に一日一掴みの米、またはカップ一杯の米を寄付することを働きかけています。この運動は毎年、数トンの米を募ってきました。これらの米は、貧しい家庭やカウケ県総合病院に提供される事になっています。特に、テトやクメール族の伝統的正月になると、タック・エムさんは省内外の組織や個人に、貧しい人々のための義捐金を働きかけます。年初以来、彼は、6億ドン(約350万円)を働きかけました。タック・エムさんの行動はより素敵な暮らしに寄与する有意義なものであり、多くの人々から支援を受けています。タック・エムさんが推進する慈善運動に参加したチャン・ティ・ランさんは次のように語っています。

(テープ)

「私だけでなく、多くの人々が、社会福祉や貧しい生徒を支援する為、タック・エムさんの呼びかけに応えています。」

タック・エムさんは慈善活動に参加する傍ら、現地の経済発展運動に活躍しています。彼は、マカプノという種類のココナッツの木、及びタネなしライムの栽培の実験をやり、成功しました。この実験を始めてから3年後に、1000平方メートルの土地に栽培されたマカプノとタネナなしライムの売り上げで、年間6千万ドンの収益を遂げました。彼は、他の世帯と栽培技術の経験を分かち合うつもりがあります。タック・エムさんの話です。

(テープ)

「ホーチミン主席の思想はいつにも、どこにも応用できます。ホーチミン主席の一生は、国民が平穏で幸福な生活を送られるにはどうすればいいのかと考えていました。それをきっかけに、私は、現地住民に生産活動の効果的な方法を伝えたいのです。」

ホーチミン主席の思想を身につけたタック・エムさんは、現在、年はとっても、社会活動や経済発展運動を活発にしています。彼の行動は、コミュニティの発展に大きく寄与しています。

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