25日午前、ホーチミン市にあるトン・ドゥク・タン大学で、ベトナム労働総連盟はベトナム東部海域に関する国際シンポジウムを開催し、国内外の数多くの学者が参加しました。
シンポジウムの開幕式で、ベトナム労働総連盟のダン・ゴック・トゥン( Dang Ngoc Tung) 会長は次のように語りました。
(テープ)
「このシンポジウムは重要な意義を持っています。ですから、このシンポジウムは法律制定者、科学者らにとって、それぞれの国が国際法と歴史的証拠を基礎に、この海域の安定を確保するよう、意見を提出する場です。」
シンポジウムで出された意見はいずれも世界各国の航海の自由に関するベトナム東部海域の戦略的な意義を確認した上で、この海域の平和、協力、繁栄の維持の重要性を強調しました。ジョージ・メイソン大学の政治専門家グェン・マイン・フン( Nguyen Manh Hung) さんは次のように語りました。
(テープ)
「紛争が発生した場合、漁民は被害を受けます。そのため、長期的な対策としては漁民が従来からの漁場で漁獲をできるように有利な条件を作り出すということです。これを実現するため、関係各国は善意がある必要で、国際法を遵守しなければなりません。」
このシンポジウムにあたり、チュオンサ群島とホアンサ群島に対するベトナムの領有権を証明する地図の展示会が行われました。