21日、ハノイで開催中の第13期国会第7回 会議で、国会議員は中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを不法に設置することを含むベトナム東部海域いわゆる南シナ海の情勢に関する政府の報告を討議しました。
討議で、国会議員は「中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油リグを不法に設置することはベトナムの主権を深刻に侵犯し、1982年の国連海洋法条約、DOC=行動宣言などを始め、国際法に違反し、ベトナムと中国の共産党、政府の指導者らが達成してきた合意に逆行している」との見解を明らかにしました。
ベトナム国会は国際法を基礎に、領土主権を守るために断固として戦うという方針で一致すると共に、経済社会発展任務の遂行のために有利な条件を作り出すように、政府や各省庁、全国民に対し、団結を強化し、政治安定と社会秩序の確保に取り組むよう呼びかけました。