国際民主法律家協会の声明を公表する記者会見
(写真:Nguyen Tuan)
11日午前、国際民主法律家協会は声明を発表し、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に海洋リグ981を違法に設置したことをきっかけとなるベトナム東部海域いわゆる南シナ海の緊張情勢に懸念を示しました。
国際民主法律家協会は中国に対し、ベトナムの排他的経済水域と大陸棚に海洋リグ981を違法に設置したことや軍事船、飛行機などをリグが設置された地点に待機させていること、ベトナムの船舶に体当たりし、放水行動に関し、明確な法的根拠を提示するよう求めました。
また、国際民主法律家協会は中国に対して国連憲章を尊重し、地域と世界の平和、安定、安全保障の維持において、大国、また、国連安全保障理事会常任理事国としての資格に見合う行動を起こすよう呼びかけています。