リーソン島は、ベトナム中部のクアンガイ省にあり、ベトナム本土から東へ25キロの沖合にあり、クアンガイ省の港から船で１時間ほどです。

トゥイロイ山

火山でできたとされる島にはトゥイロイ山があり、魅力的な見所の一つです。遠くから見るとトゥイロイ山は海からそびえ立つような姿をしています。山の麓から見上げると、様々な形がある岩石が積み上げるこの山は城壁のようにも見えます。山の頂上には灯台と青空にベトナムの国旗が翻っている姿があります。

リーソン島に足を運ぶ観光客のだれもがトゥイロイ山を探検するツアーを見逃すことができません。山の頂上に行く道は曲りくねっているため、グループで旅行に行く観光客は観光用の電気カー、又は、屋根つき三輪タクシー「トゥクトゥク」をよく利用していますが、個人で行く人はバイクを借りて、自分で探検するやり方を選びます。

現場の音

トゥイロイ山にはハン寺、国旗の塔、灯台、山にある湖など多くの見所があります。国旗の塔の高さは20メートルで、海に面しています。塔の正面にはリーソン島の緯度と経度が書かれています。塔はベトナム国旗の色と同じ赤い色です。中部フーイェン省の観光客グェン・コク・フォン( Nguyen Quoc Phong) さんは次のように語りました。

（テープ）

「一度でいいから、リーソン島に行かなければならないと心から思っています。この島はベトナムの領有権の確保に重要な意義を持つものだからです。他にも、この島は観光スポットとしても見事なところです」

トゥイロイ山の頂上にある湖

トゥイロイ山の頂上に行く途中、観光客はハン寺やカウという洞窟を見学できます。特に、には火山口からできた湖があります。この湖はリーソン島を飾るだけでなく、地元の人々の生活と生産活動にとって、貴重な水資源となっています。トゥイロイ山の頂上から広がっているニンニク畑と岩に打ち寄せている白い波を存分に眺めることができます。リーソン島の観光ガイドチャン・ディン・チュオック( Tran Dinh Truoc) さんは次のように語りました。

（テープ）

「リーソン島出身である私はリーソン島を訪れる観光客が日増しに増えていることを嬉しく思います。山や海の見事な風景を眺め、だれもがベトナム国土の美しさを誇りに思っています」

トゥイロイ山にある灯台からリーソン島を囲む広い海とニンニクの畑、村々を一望できます。全ては魅力的な風景を作り出しています。