北部山岳地帯ソンラ省モクチャウ県の国立観光地はハノイから200キロ離れた所にあり、モクチャウ県とバンホ県にまたがっています。この観光地は北西部のダラットとも呼ばれています。

一年中涼しい気候に恵まれたこの土地は広々とした草原や茶畑がある他、多くの少数民族の人々の居住地でもあります。これらの少数民族の独特な風俗習慣は国内の観光客だけでなく、外国人観光客を魅了しています。

コミュニティベースドツーリズムの発展に先駆けているモクチャウ県ドンサン村アン集落は多くの観光客を魅了しています。毎年、この集落を訪れる観光客の数はおよそ35万人で、そのうち、この集落に宿泊する観光客の数は10万人を超えました。

チェンディ地区にあるル・ティン・クアン( Lu Tien Quan) さんの一家はモクチャウ県で、早いうちホームステイを営む世帯の一つです。クアンさんは300平方メートルの宿泊施設の建設に３億ドンを投資しました。この施設が完成してから４ヵ月経った現在、延べ千人の観光客が宿泊しました。クアンさんの話です。

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「この4ヶ月間、多くの観光客を迎えました。観光経営からの収入により、生活費を賄うなど日常生活に使う設備や家具を買えるようになりました」

モクチャウ県の中心地から30キロ離れた所にあるタンラップ村ドゥイ集落は多くの観光客を寄せ付けています。2010年、この集落に住むハ・バン・クェットさんはハノイのノイボンタイロンという旅行会社と観光経営契約を結びました。それ以来、クェットさん一家は延べ千人の観光客を迎えました。

この集落のホームステイーを体験する観光客は地元にある美しい自然風景を眺めるだけでなく、伝統的料理を味わい、お茶の葉を摘んだり、お茶の加工をしたりするなどを体験できます。クェットさんの話です。

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「観光経営を通じて、観光客がモクチャウ県の自然風景や農産物、農業活動が好きだということが分かりました。私たちは丘に宿泊施設を建設しました。」

幾度もモクチャウ県を旅行に行ったハノイの観光客グェン・ヒュ・チン( Nguyen Huu Chinh)さんは次のように語りました。

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「今回、モクチャウに行って、前回と変わったがあります。今回の旅に、天気がよくて、楽しくて温かい気持ちでもてなしてくれた人々と出会って、深い印象を持っています。モクチャウ県のホームステイ・サービスが大きく改善され、素晴らしいです。」

ホームステイの経営で、モクチャウ県は自然風景と伝統的文化の美しさを活用するようになります。観光発展を支援する政策の実施により、今後、モクチャウ県のホームステイ観光がさらに発展してゆくことでしょう。