最近、ベトナムで環境保護のツーリズムは若者の中に知られるようになっています。環境保護のツーリズムを通じて観光客は日常生活の疲れを一時的に忘れることができるだけでなく、その旅行の意義と生活の価値を実感できるようになります。そのため、ベトナムの多くの旅行会社は植樹ツアーやゴミ拾いツアーを企画してきました。
ベトトラベル旅行会社は今年7月から9月にかけて、様々な環境保護のツーリズムを発売しました、中にはゴミ箱の設置や町の掃除ツアーがあり、観光客は無料で参加できます。また、ゴールデン・ツアー社もこの数年、環境保護のツーリズムを企画してきました。ゴールデン・ツアー社のファム・ティン・ズン( Pham Tien Dung)社長は次のように語りました。
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「現在、私たちは全ての人々がよりよい生活を送れるように、環境保護のツーリズムの発売に力を入れています。この種の観光ツアーは主に大手企業や合弁企業を対象に発売されています。これらを通じて、観光客は環境保護や植樹活動に参加できます。これにより、環境保護に対する観光客の意識が高められるようになります」
このように語ったファム・ティン・ズン社長によりますと、現在、環境保護ツーリズムに参加する観光客は主に企業の社員ですが、観光地の環境保護に対するベトナム人の一般の観光客の意識向上のため、ゴールデン・ツアー社は地元の人々と連携しなければならないと述べ、次のように語りました。
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「現在、私たちは農業体験ツアー、砂浜でのゴミ拾いツアーのほか、植樹ツアーも企画しています。これらの観光ツアーに参加する観光客は自然風景の美しさを堪能するほか、環境保護にも寄与できます」
ファム・ティン・ズン社長はこのように語りました。
多くの観光客にとって、このような観光ツアーはフレッシュであるだけでなく、参加することで、生活の中に意義を見出します。外資系企業の会計士であるダン・フェ( Dang Hue) さんは昨年、中部タイン・ホア省サムソン・ビーチの観光と砂浜でのゴミ拾いツアーに参加しました。サムソンビーチでの海水浴と周辺の景勝地を見学してから、社員らは半日を割いて、地元の人々と砂浜でのゴミを拾いました。フェさんの話です。
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「普通は、家族とともに旅行に行くことで単に楽しい一時を過ごせると考えますが、今回は、砂浜でのゴミ拾いをすることで、その観光の意義を実感できます。このような小さい行いをすることで、環境保護にも寄与できます。若者たちはこのような観光ツアーに深い関心を寄せています。彼らは意義のある活動に参加できるからです」
ダン・フェさんはこのように語りました。
一方、西北部での環境保護ツアーに参加したばかりのハノイのソフトウエア開発会社の社員ズイ・チン( Duy Trinh)さんはこのツアーに参加して、地元の住民とともに、植林を行いました。チンさんの話です。
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「普通の旅行だたっら、旅行先の住民の生活を垣間見ることができるだけでしたが、このような観光ツアーに参加するとその土地と地元の人々の生活を深く理解できるようになります。」
ズイ・チンさんはこのように語りました。
現在、観光は保養と見学の機会だけでなく、共同体に意義のある活動を行う機会ともなります。生活の意義を深く理解できるため、一度、環境保護のツーリズムを体験してみましょう。