ミーリン

ご機嫌いかがですか、皆さん。

タオです。

やっと6月も入ってきました。時が経つのは早くて、まもなく半年が終わってしまいますね。ハノイは、初夏だという蒸し暑い日々です。皆さんのお住まいの街はいかがでしょうか？

さて、先日、群馬県の柳井 康（やない やすし ）さんからお便りを頂きましたので、ご紹介します。「本日の放送では『音楽散歩道』女性歌手の歌を楽しく拝聴しました。ミーリンさんお夏のカフェーではCDを持っていまして聴きふりました。彼女の歌は、メロディーも美しくとのようなものでもいいのでリクエストします」との内容でした。

柳井さん、いつもベトナムの声放送をお聴き頂きありがとうございます。今日のこの時間は、柳井さんのリクエストにお応えして、歌手ミーリンの特集をお届けしましょう。

1975年生まれのミーリンさんは、学生時代のベトナム音楽学院で最高点を取得しました。そして、ポップスからベトナム民謡までを歌いこなす実力派歌手に成長しました。

でははじめに、「人とけのない昼さがり」（Trua Vang）をどうぞ

「今日の昼、通りは日ざしでいっぱいだが

人けのない通りで私しかない

向こうの海で波が私に

『あなたが恋しくてたまらない』と囁いている

空の雲が遠くまで飛ぶことをよく知っている

あなたが遠い所にいるとよく知っているけど、

あなたをそれだけ愛している」

お聴きいただいた曲は「人とけのない昼さがり」でした。

つづいて、「家の軒先に注ぐ日差し」(Giot nang ben them )をどうぞ

「バラ花が私の庭で咲いている

鳥が私の畑で鳴いている

日差しは家の軒にやさしく注ぐ

歌は過去の思い出に溢れる」

お聴きいただいたのは「家の軒先に注ぐ日差し」でした。

ではおしまいに、「幼い頃の川に戻る」（Trove dong song tuoitho）をどうぞ

「誰の故郷にも川がある

幼い頃の思い出に溢れる川

長年、故郷を離れた私

今日、愛する家に戻った、

川はいつまでも若い

私の心は川と共に喜んだ」

お聴きいただいた曲は「幼い頃の川に戻る」でした。

いかがでしたか、皆さん、今日は歌手ミーリンの特集をお届けしました。それでは今日のリクエスト音楽はこれで終わります。また、来週お会いしましょう。