赤十字協会、慈善活動をさらに効果的に実現する必要がある
1日午前、ハノイで、ベトナム赤十字協会名誉会長を務めるチュオン・タン・サン前国家主席は、ベトナム赤十字協会の指導部と会合を行いました。
席上、サン名誉会長は、同協会が、慈善活動や人道的な運動をさらに効果的に実現する為に、伝統を活かすと共に、さらなる多くの構想を練るよう希望を表明しました。また、ベトナム赤十字協会は、大洪水に見舞われた中部各省の被災者への必需品の緊急援助を行うと共に、洪水被災者が自然災害を最小限に抑えるような方策や措置を研究してゆく必要があるとしています。
ベトナム赤十字協会のグェン・スアン・トゥ会長によりますと、これまでに、同協会は国内外の組織や個人から930億ドン、約4億5千万円の義捐金を受け取りました。同協会は、9件の緊急救助プロジェクトを実施した他、南部メコンデルタ地域で発生した干ばつと塩害に見舞われた15の省、及び魚の大量死が発生した中部4省の住民7万4千世帯を支援してきたということです。