農村部での道路建設に参加する青年たち

この３年間、「若者は新農村作りに参加する」という運動が実施されて以来、ベトナム青年は様々な活動に参加しており、農村部の変貌に寄与してきました。

２０１２年に、ホーチミン共産青年同盟中央委員会が、新農村作りに北部ラオカイ省バットサット県バンクア村を選択した後、バンクア村青年同盟委員会は現地の青年の参加を働きかけました。多くの適切な仕事が青年に託されました。例えば、恵まれない世帯を助けることや、道路の建設、環境衛生、植林、運河の浚渫工事などです。それと同時に、革命功労者への恩返し活動や慈善活動などが持続的に行われています。バンクア村のホーチミン共産青年同盟のグェン・テェン・アイン書記は次のように語っています。

(テープ)

「この３年間にわたって新農村作り運動が実施されてから、私たちは、現地の青年に宣伝し、仕事を託しました。それを通して、現地住民に新農村作り運動への参加による利益を深く理解してもらいたいのです。現在、わが村は、新農村作りに関する１９ある基準の中の１７まで達成しました。環境と文化施設に関する残りの２つの

基準の達成に取り組んでいます。」

一方、南部バクリエウ省では、同省青年同盟のチュオン・ホン・チャン書記によりますと、この３年間、バクリエウ省における「青年が新農村作りに参加する」という運動は複数の結果を収めました。それは、具体的な工事や模範というだけではなく、地元の経済社会発展事業における青年の地位と役割が高まるようになったということです。チャンさんの話です。

(テープ)

「私たちは、農村部の交通道路の建設に集中的に行ないました。その他、現地の文化会館へパソコンを支援する為、中央直轄企業の青年同盟に働きかけました。パソコンが整備されたお陰で、現地住民は農業生産に関する高価な方法などを把握することが出るようになりました」

これまでに、全国各地の青年は、およそ１１００キロメートルの農村部の交通道路、２８２０の文化会館、５２００棟あまりのチャリティハウスの新規建設に参加しました。その他、「青年が新農村作りに参加する」という運動の実施は、３万人あまりの青年に農業生産活動向けの資金調達、２６０万人あまりの青年に仕事の斡旋、のべ３５万人に仕事の訓練、そして、４２万人の青年に雇用の創出をしてきました。南部バリアブンタウ省チャウドック県キムロン村青年同盟のファン・ティ・フック書記は「青年は現地での経済発展、農園経済を通して新農村作りに参加したい」と明らかにしました。

一方、ホーチミン共産青年同盟中央委員会のグェン・アイン・トアン書記は「新農村作りの目的は農村部を変貌させることではなく、重要なのは農民の生活を向上させるということである。そこで、青年は生産発展を推進し、経済発展モデルを拡大する必要がある」と述べ、次のように語っています。

(テープ)

「現在、農村での経済発展は依然として主要な任務となっています。これはまた、新農村作りに関する基準の遂行に繋がっています。経済の発展は、インフラ整備、文化教育の発展、雇用創出にも寄与するものです。新農村作り運動において青年の能力と役割を活用する必要だと思います」

全国の青年が新農村作り運動に積極的に参加することで、農村部の変貌と農民の生活改善に寄与することでしょう。