2015年のテトに発行された新聞の主なニュース


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今年の旧正月テト中に発行された新聞にはベトナム共産党と政府の新年の挨拶やテトの伝統的風習が大々的に伝えられています。その他、昨年の経済、社会発展状況や新年を迎える楽しい雰囲気も掲載されています。

全国国民に送った新年のメッセージの中で、ベトナム共産党のグェン・フー・チョン書記長は「2015年は第11期党大会の決議の実施、2011年~2015年までの経済社会発展5か年計画、国際社会への参入などに重要な意義を持つ年であると共に、国の多くの重要な行事を抱える年でもある。そのため、全党、全軍、全国民がマクロ経済の安定化、経済構造の再構築、社会保障の確保など2015年の任務の遂行のため全力を尽くすよう希望する」と強調しました。

一方、新年にあたり、ベトナム通信社のインタビューに答えた、チュオン・タン・サン国家主席は「ベトナムの経済成長の潜在力は豊富である。現在、最も重要な任務は経済の競争力の向上、経済成長の効果向上に向けて、経済モデルの改革の促進、経済構造の再構築を強化する必要がある、これを実現するため、ベトナム国民は心を一つにして、団結し、国の建設防衛事業に取り組むよう希望を表明しました。

2015年、ベトナムは共産党創立85周年を記念しました。ベトナム共産党機関紙『ニャンザン』は「共産党の旗の下進む」を見出しにした社説を掲載し、その中で、ベトナム共産党は今後も指導能力と戦闘性を高め、国が困難を乗り越えて発展することを導く」と伝えました。一方、ベトナム人民軍機関紙『クアンドイニャンザン』は「信念の力」を見出しの社説を掲載し、その中で、「汚職撲滅対策と党員や幹部の育成を両立させ、共産党を清潔にすることは党に対する国民の信念を維持するための第一の対策」と報じました。

2014年、中国がベトナムの排他的経済水域と大陸棚に石油装置を設置したなどベトナム東部海域、いわゆる、南シナ海の複雑な情勢を前に、ベトナムの報道各機関はこれらの動きを適宜に伝え、ベトナムに対する国際社会の支持を集めました。旧正月テトに発行するベトナム通信社のニュース紙はベトナムの海洋警察について記事を掲載する。一方、『ニャンザン』紙はチュオンサ群島を初めて訪れた中部高原地帯ティグェン地方の感想を伝えました。

旧正月テトに発行する多くの新聞は2014年の経済社会発展状況と2015年の経済発展の展望に関する多くの記事を掲載しました。『ダウトウ』(投資)紙は「2014年、経済社会に関する14目標のうちの13の目標が達成された。GDP国内総生産の成長率は5,98%に達し、輸出総額は初めて1500億ドルを突破しました。一方、2015年、ベトナムと韓国、および、ベトナムとロシア・ベラルーシ・カザフスタン関税同盟、EU欧州連合とのFTA自由貿易協定の実施、および、アセアン経済共同体の構築はベトナムの世界経済への参入に有利な条件を作り出す」と伝えました。

また、テト中に発行する新聞各紙はいずれもベトナム人の旧正月の伝統的風習、春祭り、全国におけるテトを迎える雰囲気などを大々的に伝えています。

 

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