今年、ハノイ市内テイホ区トゥリェン地方の職人らは特別な金柑の木を紹介しています。中でも、巨大な花瓶の形をした高さ３メートル、直径１・２メートルの金柑の木もあります。

普通の金柑の木の値段は８００万ドン（約４万円）ないし１２００万ドン（約６万円）だけですが、その金柑の木の値段は４０００万ドン（約２０万円）にのぼっています。トゥリェン園芸会のホアン・スアン・チュオン会長は次のように明らかにしています。

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「我々は常に、盆栽・観葉植物の形を刷新しています。これは市場の要求に応えるための措置です。ハノイ市民の多くはアパートに住んでいますので、小型のものは最適ですね。今年、金柑の木の価格は例年より３０％安くなっています。」

金柑の木のほか、桃の花もトゥリェン地方の特産品となっています。この数日、この地方の桃の花が咲き始めています。職人らは、出荷のために準備しています。「ビンティエン」ガーデンのオーナーの話です。

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「今年の天気は良くて、晴れの日もあれば、寒い日もあるので、桃の花にとって有利ですね。今年の価格は例年と同じと思います。木によって違いますが、１００万ドンから４０００万ドンまでです。」

数日前から、トゥリェン地方は、テト飾りのために観葉植物を選ぶ人々で賑わっています。顧客の１人の話です。

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「毎年、金柑の木または桃の花を買います。今日は選びに来ましたよ。今年、金柑の木は人気がありますね。小さい金柑の木を買う予定です。今年の価格は昨年と大体同じですね。」

トゥリェン地方の職人らの器用な手先で、普通の木々が美しいものになります。これは彼らの生計の基礎として役立つだけではなく、春の色彩の多様化にも貢献していると評価されています。