エイズ予防対策への民間セクターの力の活用

(VOVWORLD) - 保健省所属エイズ予防対策局によりますと、現在、国内のエイズ予防対策活動への資金は激減していますが、これはこの活動にとって大きな問題となっています。この問題解決を目指して、保健省はUSAID=アメリカ国際開発庁と連携して、民間セクターの参加を奨励するプログラムを行っています。
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この数年間、民間セクターはエイズ予防対策活動に積極的に参加し、エイズ患者への関連サービスの提供とその質的向上に積極的な貢献をしています。2015年からこれまで、社会団体と企業を通じてHIV検査を受けた人数は14万人を超えています。その中で、感染率が高いです。

また、社会団体と企業の主催により、複数のエイズ予防対策プログラムが効果的に展開されてきました。エイズ予防対策局のグエン・ホアン・ロン局長は、「エイズ予防対策活動への民間セクターの参加をさらに奨励するために、新しい政策や、専門的ガイダンスを早期に発布する必要がある」とし、次のように語りました。

(テープ)

「エイズ予防対策は特別なものです。というのは、エイズ患者への偏見があるからです。そのため、民間セクターは有利な条件が恵まれています。民間セクターの参加は国立医療施設の困難解決プロセスに欠かせない役割をはたしています。」

 一方、民間セクターの力の活用を目指し、各地方も多くの措置をとっています。中部港湾都市ダナンの病気管理センターのレ・タイン・チュンセンター長は次のように明らかにしています。

(テープ)

「市内の各機関、部門、団体はエイズ予防対策に力を入れています。特に、青年団は先頭に立っています。彼らは、患者と医療機関を結びつける懸け橋となっています。」

医療保険と国家予算とともに、民間セクターからの財源はベトナムのエイズ予防対策国家プログラムの推進にとって重要な役割を果たしています。ベトナムは今後も、民間セクターの力を活用していく方針を打ち出しています。

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