(VOVWORLD) - リエンクオン空港は1933年に建設が開始され、当初の名前はリエンカーン空港でした。現在、これは交通運輸部門の空港インフラ整備に関する重要なプロジェクトの一つです。
交通運輸大臣の決定に従い、6月23日より、中部高原地帯テイグエン地方ラムドン省のリエンクオン空港は正式に国際空港に格上げされました。これは、ラムドン省をはじめ、テイグエン地方の交通運輸部門にとって重要な出来事であり、地元の社会経済発展に貢献するとされています。
交通運輸省の指導者がリエンクオン空港の代表者に国際空港の格上げに関する決定書を手渡す(Nguyễn Dũng/TTXVN) |
リエンクオン空港は1933年に建設が開始され、当初の名前はリエンカーン空港でした。現在、これは交通運輸部門の空港インフラ整備に関する重要なプロジェクトの一つです。
交通運輸省のレ・アイン・トゥアン副大臣は次のように語りました。
(テープ)
「リエンクオン空港は開発が計画されている空港の一つであり、インフラをアップグレードするソリューションの実施や長期的な発展を目指す政策の策定を同期的に行います。これは人々の往来に好ましい条件を作り出し、国際協力を促進し、観光経済を発展させ、経済社会開発の原動力を生み出し、国防安全保障を確保することが狙いです」
リエンクオン空港には現在、長さ3250メートル、幅45メートルの滑走路があり、年間200万人以上の旅客処理能力を持っています。計画によりますと、2021年から2030年までに年間旅客処理能力を500万人に、年間貨物処理能力を2万トンにそれぞれ引き上げ、2050年までのビジョンでは、それぞれ700万人、および3万トンに増強する方針です。同時に既存の滑走路を350メートル延長し、長さ3600メートル、幅45メートルに拡大する予定です。空港の総敷地面積は340ヘクタール以上に増やすということです。
ラムドン省人民委員会のグエン・ゴック・フック副委員長は、「リエンクオン空港が国際空港に格上げされることは、地元の経済成長に弾みをつけるであろう」と強調し、次のように語りました。
(テープ)
「ラムドン省は、リエンクオン空港を世界中の国々への直行便が運航されるテイグエン地方初の国際空港に格上げすることで、国際観光をはじめ、各国への農産物、野菜、果物の輸送などに便宜を図ると期待しています」
リエンクオン空港が国際空港に格上げされたことは、観光やサービス業により多くの投資家を誘致する機会でもあり、地元住民の雇用創出に貢献することでしょう。