ベトナムでのオンライン観光サービス開発

(VOVWORLD) - 現在、ベトナムでのオンライン観光サービス開発は必然的な傾向とみられています。近年、ベトナムでは、このサービスが迅速的に発展し、伝統的観光サービスの多くの作業に代えています。
ベトナムでのオンライン観光サービス開発 - ảnh 1 必然的傾向となったオンライン観光サービス(写真:㏏)

2018年、オンライン観光の売上高は35億ドルに達し、2017年と比べ15%増加しました。しかし、これは、ベトナムの潜在力にまだ相応しくないと評されています。これを認識して、多くの旅行会社は近代的技術・ソリューションの導入を進めています。ベトナム観光協会のブ・テ・ビン副会長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「デジタル技術の利用を強化していく必要があります。2つ目はインターネット上のデータ管理能力の向上です。オンライン観光サービスを展開するため、各企業はこれを行わなければなりません。3つ目はデータの更新です。これは情報とその供給源の豊富化に役立ちます。」

数年前から、観光分野でもスタートアップが迅速に発展しています。したがって、gotadi.com、ivivu.com、tripi.vn、vntrip.vnなど有名な観光サービスのHPが誕生しました。また、ベトナムの多くの旅行会社はIT=情報技術の導入を強化し、オンライン観光サービスの質的向上を図っています。

ベトトラベル社はその事業の先頭に立っているといえます。昨年、同社の売上高は7兆5000億ドン(約375億円)に達しましたが、今年は8兆8000億ドン(440億円)に達する見込みです。現在、同社は、新しい商品・サービスの開発に力を入れています。同社のIT部のグエン・ビン・ロン部長は次のように話しています。

(テープ)

「わが社の目的は、お客さんの要求にできるだけ早く応えることです。これを目指し、社員を対象に、AI=人工知能や、ビッグデータ、サイバーセキュリティに関する訓練コースを行う計画を立てました。お客さん、市場、観光スポットに関するデータベースの標準化も進めています。」

専門家によりますと、オンライン観光サービス発展のために、データベース充実は重要なものです。したがって、各旅行会社間の情報交換は欠かせないものです。現在、多くの企業はその方向に沿って、連携強化に力を入れています。各企業の努力により、今後も、オンライン観光サービスが引き続き発展し、観光部門と国の発展事業に貢献していくと期待されています。

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