ベトナムへの外国人観光客数が急増

(VOVWORLD) -ベトナムは3月15日の観光の全面再開以降、外国人観光客の数が急増しています。このことは、各地方が旅行会社や航空会社と連携して、複数の新しい商品の企画や観光PRを推進してきた結果であるとされています。

3月、ベトナムを訪れた外国人観光客は延べ4万1700人に達し、2月と比べ約41%増となっています。これにより、今年の第1四半期の外国人観光客の数は、延べ9万1000人に達し、昨年同期と比べ89%増となっています。外国人観光客に最も人気があったのは、ホーチミン市、ハノイ、フーコック島、ダナン市、ニャチャン市、ホイアン旧市街、フエ市、ダラット、ブンタウ市、ハロン湾などで、これらはベトナムの有名な観光スポットです。

ベトナムへの外国人観光客数が急増 - ảnh 1

4月初め、ホーチミン市を訪問したアメリカの実業家など外国人観光客130人は、ベトナムを訪れるのは今回が初めてであり、ハノイ、ハロン湾、ダナン、ホーチミン市、および西南部などを旅行しました。

ベトナムへの外国人観光客数が急増 - ảnh 2アメリカからの観光客を迎える様子

観光客の一人であるNancy LeSageさんは次のように語りました。

(テープ)

「ここでは新型コロナウイルスの感染を心配しなくてもよく、安心しています。ホーチミン市は素晴らしい都市で、ここに来ることができ嬉しく思っています。ソーシャルネットワークにいくつかの写真をアップしたら、たくさんのイイネ!がついてきました。ぜひ、もう一度訪れたいです」

ダナン市は新型コロナウイルス感染症の影響で一時的に停止していた国際線を再開しており、同市の観光局は3月末にシンガポールとタイから300人余りの観光客を迎えました。

ダナン市観光局のチュオン・ホン・ハイン局長は次のように明らかにしました。

(テープ)

「私たちは、感染症対策を順守する一方、観光客の安全を確保します。同時に、観光客を誘致するために、旅行会社と連携して観光刺激プログラムを実現し、新しい観光商品を提案しています」

他方、アメリカグーグルの旅行需要分析サービス「デスティネーション・インサイト(Destination Insights)」によりますと、年初から3月末までのベトナム旅行に関する海外からの検索頻度の伸び率は75%を超え、世界最大となっています。

なお、ベトナムの観光部門は、2022年に延べ500万人の外国人観光客を含む6500万人の観光客を迎えるよう取り組んでいます。

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