ベトナム人民軍創立70周年、および、「国民挙げての国防の日」25周年にあたり、ベトナム共産党中央軍事委員会委員長を務めているグェン・フー・チョン書記長は「共産党の指導はベトナム人民軍のあらゆる勝利と成長を決定する要素である」という記事を執筆しました。今日のこの時間はこの記事の内容をお伝えします。
チョン書記長は記事の冒頭に次のように書きました。「ベトナム人民軍が創立された直後、ベトナム共産党は政治、思想、組織、人事などあらゆる面において人民軍を指導してきました。
この70年間、ベトナム共産党はその指導方式を絶え間なく改善、完備してきました。これにより、ベトナム共産党はあらゆる状況においても、人民軍を指導しました。これはベトナム人民軍の成長を決定する要素となりました。
現情勢において、人民軍に対する指導を維持、強化し、人民軍が託されたすべての任務を立派に果たすため、まず始めに、ベトナム共産党はどんな状況においても、ベトナム人民軍を指導するという原則で一致しなければならないということです。その指導的役割はいかなる個人や政治勢力であろうとも引き渡すことができません。
共産党は軍事路線だけでなく、国の軍事潜在力、国防発展計画を作成するだけでなく、正規、かつ、精鋭で、近代的な軍隊作りに関する共産党の路線を実施することを指導しています。
その他、チョン書記長は「人民軍が託された任務を立派に果たすため、人民軍は党組織の能力と戦闘力、能動性を絶え間なく高めなければならない」と強調しました。また、記事の中で、チョン書記長は人民軍のもう一つの任務を明らかにし、その中で、「人民軍は和平演変を始め、敵対勢力のあらゆる陰謀と軍隊の非政治化運動を失敗させるための戦いを強化しなければならない」と述べました。人民軍のすべての幹部や兵士は「ベトナム人民軍は革命の軍隊であり、人民のもので、人民から生まれ、人民のため、共産党の指導の下に闘争する」ということを十分に認識しなければなりません。これを実現するため、党建設をホーチミン主席の道徳を見習う運動との両立に関する党中央委員会第4回総会の決議を精力的に実施すると共に、政治面と道徳面における衰退、信頼の削減の表れと断固として戦わなければなりません。その他、民族大団結の強化、党と軍隊、人民との緊密な関係の促進に寄与しなければなりません。
記事の結びに、チョン書記長は「ベトナム人民軍はこれまでの素晴らしい伝統を発揮して、ベトナム人民軍の建設に励み、国の建設防衛事業に貢献するよう」希望を表明しました。