7日午後、ハノイで、第11期ベトナム共産党中央委員会第11回総会は4日間の日程を終え、閉幕しました。席上、第12期党中央委員会の人事計画や地方行政モデル、第11回総会決議が全会一致で採択されました。
総会で発言にたったチョン書記長
閉会式で、グエン・フ・チョン共産党書記長は発言を行いました。発言の中で、チョン書記長は「幹部と幹部問題はすべての仕事の源である」という精神を基礎に、今回の総会で、党中央委員会は第12回党大会の人事選出の重要性について一致した」と明らかにしました。
チョン書記長は「第12期党中央委員会は健全、かつ、団結した団体であり、強固な政治的本領を持ち、道徳と才能を兼ね備え、民族独立と社会主義の目標を堅持するとともに、国民と緊密な関係を結び、国民の意見に耳を傾け、知恵と創造性に富んだ幹部で構成されるべきである」と強調しました。
チョン書記長は次のように語りました。
(テープ)
「第12期党中央委員を選ぶ目安として、深い愛国心、強固な政治的本領を持ち、道徳と才能を兼ね備え、民族独立と社会主義の目標を堅持するとともに、マルクス・レーニン主義、および、ホーチミン思想、党の規約、国家の憲法、および、民族の利益と忠誠を誓い、困難と試練に立ち向いて、仕事を効果的に実施するということが挙げられます。」
このように語ったチョン書記長は「第12期党委員会の人事は人民に信頼され、よい道徳と健全な生活スタイルを持ち、仕事に責任感と熱心があると共に、党と国の利益のために犠牲になる勇気がある。また、これらの人々は汚職、官僚主義の行為を行わないと共に党内の団結を守る意識を持つ必要がある」と述べました。
第12期党中央委員会の人事選出は党と国の発展に特別な役割を担う」と述べ、次のように語りました。
(テープ)
「私たちは第12期党中央委員会に強固ではない政治的本領を持ったり、党の路線を堅持せず、権力への渇望を抱いたり、汚職を働くなどの短所を持つ人間を決して選んではなりません」
また、チョン書記長は当面の任務の遂行のため、第11期党中央委員の責任感を呼びかけ、次のように語りました。
(テープ)
「国内外の情勢が複雑に推移している背景の中で、困難と試練が山積しています。こうした理由で、2015年の任務遂行と第12回党大会を成功させるため、それぞれの党中央委員はさらに責任感を高め、第11期党大会の決議を始め、各決議の実施のため、指導に力を入れるよう求めます」
このように語ったチョン書記長は全党、全軍、全国民に対し、団結をさらに強化し、2015年の任務遂行と第12回党大会の成功のため全力を尽くすよう呼びかけました。