10月１３日はベトナム実業家の日です。ベトナム南部完全解放・祖国統一してからこの４０周年、ベトナム実業家たちは大きく成長してきました。特に、政府が毎年の10月１３日を「ベトナム実業家の日」にすることは国の経済発展に対するベトナムの実業家の重要な役割を示していると言えます。

近年、ベトナムの実業家は急速に発展し、世界市場でも有力なブランドを作り出し、世界各国の実業家と競い合うことができるようになっています。

能動的、かつ、富を得た実業家

ベトナム実業家は能動的で、困難をいとわず、投資経営活動に取り組んでいます。ベトナムが世界経済への参入を進めている背景の中で、ベトナムの実業家の役割が日増しに確立されてきました。

しかし、世界市場の中で生き残るため、ベトナム実業家は人材、技術、管理システムを完備させる必要があります。これに関して、ブオン・ディン・フエ( Vuong Dinh Hue) 副首相は次のように語りました。

（テープ）

「ベトナム実業家はベトナム人としての資質、意思、創造性を活用して、困難と試練を乗り越え、新しい技術と近代的な管理方式を導入し、製品とサービスを多様化させ、製品の広報活動を強化し、ベトナム製品が国内市場だけでなく、世界市場に進出うるためにはさらに努力しなければなりません」

政府は実業家を支援

ベトナムの実業家が国の発展にさらに貢献できるように、グェン・スアン・フック首相は政府が実業家と共に歩んでいくためのいくつかの戦略を明らかにしました。

政府は企業の陳情や意見の受付システムを開設すると共に、中央直轄都市と省の人民委員会に対し、少なくとも年に２回投資家、及び、実業家と会合を行うよう要請しました。

また、企業の発展に便宜を図るための一連の法案が国会に提出されました。政府は経営環境の改善、企業の競争力向上の為、一連の政令や指示が発布されました。

ベトナム商工会議所のホアン・クアン・フォン( Hoang Quang Phong) 副会頭は次のように語りました。

（テープ）

「ベトナム商工会議所は第４次産業革命がもたらすチャンスを摘むため、今後も引き続き科学技術省を始め、関連各省庁、機関と協力します。これと同時に、国内外の相手と連携して、ベトナム実業家を発展させるための対策を見出します」

近年、新規設立されたベトナム企業の数が急増してきました。ベトナム政府は２０２０年をめどに全国でおよそ企業百万社が事業活動を行うという目標の実現に取り組んでいます。