外資系企業ーの持続可能な開発の便宜を図る

(VOVWORLD) -この数年間、外資系企業はベトナム経済の重要な構成要素として見なされています。
外資系企業ーの持続可能な開発の便宜を図る - ảnh 1会議の様子(TTXVN撮影)

先週末に行われた「試練を乗り越え、チャンスを掴み、発展のために協力する」をテーマとした政府と外資系企業との会議で、チン首相は、「ベトナム政府は外国人投資家の合法的な権利と利益を保護し続ける」と強調しました。

計画投資省によりますと、ベトナムにおける外国企業による投資活動は日々活発になっており、複数の多国籍企業、大手企業がベトナムで投資活動を行っています。これらのことは、雇用創出、労働者の収入増加、生産能力の向上、国家の歳入の増額、マクロ経済の安定、経済構造の発展、成長モデルの刷新、国際場裏におけるベトナムの地位と威信の向上などに貢献しているということです。

7割の外資系企業が2030年に投資を拡大する予定

計画投資省とVBF=ベトナムビジネスフォーラム連盟により2022年9月に行われた調査では、外国投資家のベトナムでの事業に関する前向きな結果が報告されました。大部分の企業は、ベトナム経済を楽観視し、投資拡大と長期的な事業展開を継続すると公約しています。約7割の外資系企業は2023年に投資活動を拡大する予定だとしています。76%の企業は、ベトナム政府の補助政策を高く評価しています。中でも、付加価値税の減免、ガソリンおよび石油価格の安定、労働許可書と通関手続きの改革、輸出入と労働者への支援などに関する政策は最も効果的であると評価されています。

ジェトロ日本貿易振興機構が2021年に行った調査結果によりますと、ベトナムで事業を行っている日系企業の55.3%が今後1~2年に事業を拡大しようと考えています。

外資系企業の持続可能な開発の便宜を図る

外資系企業ーの持続可能な開発の便宜を図る - ảnh 2チン首相(TTXVN撮影)

チン首相によりますと、ベトナムは、外資系企業をベトナム経済の重要な構成要素と見なしており、投資家の合法的な権利と利益を尊重、保護し、国家・投資家・労働者の利益の調和を確保する方針です。

チン首相は次のように語っています。

(テープ)    

「ベトナムの見解では、外資系企業、外国投資家は国の経済の重要な一部として見なされています。ベトナム政府は、ベトナムで事業を行う外国投資家に最も好ましい条件を提示しています。ベトナム政府は外資系企業とともに歩んでいきます。外資系企業の成功はベトナムの成功でもあり、多国間主義や、国際協力の強化などに貢献しています」

チン首相はこのように語り、「ベトナム政府は常に外資系企業の意見や提案に耳を傾け、外資系企業の課題解決に努力しており、あらゆる好ましい条件を提示している」と強調しました。

ベトナムはまた、外資系企業の需要に応えるために、デジタルアプリケーションを備えた大規模で近代的なロジスティクスセンターの建設を研究する予定です。

「試練を乗り越え、チャンスを掴み、発展のために協力する」という精神、およびベトナムの努力と緊密な協力により、外資系企業の事業は、持続可能な開発を目指して、引き続き強固に発展していくことでしょう。

 

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