(VOVWORLD) -先頃、中国の広西チワン族自治区はベトナムのクアンニン省に対し、観光開発に関する協力を提案しました。
先頃、クアンニン省で、同省の観光局は中国人観光客の受け入れの準備を目指す会議を行いました。
会議でクアンニン省の観光局の代表は先頃中国の広西チワン族自治区の管理機関がクアンニン省に対し、国境地帯での観光と両地方間の観光開発や新しい観光商品の開発で協力するよう提案したと明らかにしました。
また、中国の旅行会社は中国の広西チワン族自治区の北海からクアンニン省のハロン市を結ぶ客船観光ルートを早期に再開するよう提案しました。
ベトナムと中国との陸路と海路による観光ルートの再開は中国とクアンニン省の観光開発に大きく貢献するとされています。クアンニン省国境警備部隊参謀部のフアム・クアン・フイ副参謀長は次のように語りました。
(テープ)
「ホンガイ港の検問所にある国境警備部隊は外国の客船に乗せた外国人観光客のベトナムへの入国手続きを行う用意があります」
また、中国の広西チワン族自治区はクアンニン省との観光運営方式を早期に統一すること、観光客を受け入れながら、新型コロナウイルス感染症の予防対策を確保することを希望しています。
そのほか、中国の広西チワン族自治区の文化観光局はクアンニン省に対し、広西チワン族自治区の東興とクアンニン省のハロン市を結ぶ観光ルート、ベトナムのカオバン省、ランソン省と中国の憑祥市を結ぶ観光ルートを再開するよう提案しました。
今月28日、ハロン市で、中国の広西チワン族自治区の文化観光局の代表はクアンニン省観光局と会合を行い、中国の観光客の受け入れの再開について意見を交換する予定です。