新たな発展段階のための使命を全うする第14期国会第1回会議
29日午後、ハノイで開かれていた第14期国会第1回会議は9日間の議事日程を終え閉会しました。今回の会議は、国家の高級人事を決定した他、法律法令策定プログラム、経済社会発展と国家予算の実施状況に関する政府の報告などについて討議しました。
高級人事の選出
人事の健全化は今国会の中心的な任務であり、議事日程の3分の2を占めました。国会議員らは、国会議長、国会副議長、国会常務委員、民族評議会議長、国会に属する各委員会の委員長、国家主席、国家副主席、首相、最高人民裁判所長官、最高人民検察院長官、国家会計検査機関長官を選出しました。また、国会は、副首相5人、大臣21人の計26人からなる政府閣僚、国防・安全保障評議会の名簿を承認しました。国会で、当選者は高い得票率で選出されました。このことは、国会議員を通して全国の有権者からの信頼を示しています。ビンロン省選出のチャン・バン・ロン国会議員は次のように語りました。
(テープ)
「高級人事はかなり高い得票率で選出されたことに安心しています。選出者らはこれまでダイナミックで創造的に指導しており、差し迫った問題を集中的かつ断固として解決してきました。」
一方、ハノイ市選出のグェン・クアン・トアン議員は次のように語りました。
(テープ)
「新時代は人事により厳しい条件を求めています。それらは、実際知識、自分で考える勇気、覇気のある人、国内と国際に関する全ての分野に詳しい人たちです。これも、国民の要求と期待となっています。」
法律制定プログラムを採択
第14期国会第1回会議で、国会議員らは2017年の法律法令制定プログラム、2016年の法律法令制定プログラム調整、2017年の国会の監視活動プログラム、及び監視グループの発足に関する国会の決議を検討、採択しました。2013年憲法の具体化を継続すると共に、国民の主人権の発揮、政治的安定の維持、経済社会発展、国防安全保障の強化、国際参入の推進を目指すために、法律の制定と完備を集中的に行うことは、第14期国会の目標となっています。
第14期国会第1回会議は終了しましたが、今国会で採択された重要な内容は国家機関の健全化に重要な貢献をしています。