(VOVWORLD) - 4月7日は国民あげての献血デーです。2000年にこの日が決定されてからこの20年間、献血運動は人民各層の積極的な参加により全国に広がっています。
2019年、全国各地の献血運動で採決された血液は4億ミリリットルを超えています。ハノイに本部を置く中央血液学輸血病院のバック・クォック・カイン院長は、この数字は献血運動に社会全体に広がっていることを示していると述べ、次のように語りました。
(テープ)
「国民あげての献血デーは、全国の献血運動の目玉イベントです。この数日、献血しに来てくださるボランティアは増えています。これにより、当院は約250万ミリリットルを備蓄しており、血液の供給を確保しています。」
この20年、献血のボランティアは年々増えつつあり、献血は代表的な人道支援活動の一つとなっています。献血のボランティアの話をお聞きください。
(テープ)
「献血は意味のある人道的活動です。私の血が患者の命を救うことができると期待しています。」
「自分の血を患者に提供することができ、うれしく思っています。」
ボランティアの献血により、多くの患者が救われました。その一人ブイ・バン・ハインさんは次のように話しました。
(テープ)
「私のような患者に献血してくれた皆さんに感謝の言葉を述べたいと思います。皆さんの献血のお陰で、私たちは再生することができるのです。」
献血運動は患者の命を救うだけでなく、社会の仁愛の心を育てるという効果があると評されています。